相続コンサルタントとは?

8/31 ekコンサルタント様主催の、地主さんのための相続セミナーにて講師を務めさせていただきました。

内容としては、

1、自己の活動・実績紹介

2、相続コンサルタントとは?

3、相続におけるコンサルタントの必要性。

4、争族の原因 遺産分割に関する問題

5、現代の生前の財産管理に関する問題

6、成年後見制度 民事信託(家族信託)の必要性

7、書面作成費用の相場

8、弊社の報酬規定

という流れでお話しさせていただきました。

その中で、今日は相続コンサルタントとは?という部分について書かせていただこうと思います。

 私は「相続コンサルタント」です。と言われても、ほとんどの方は何をしている人なのか?

漠然としていてわからないですよね。

いろいろなコンサルタントの方がいると思いますが、

私が思う「相続コンサルタント」とは、

次のようなことが出来る方のことをいいます。

相続コンサルタントとは?

1、民法(相続、債権債務など)、信託法、保険、不動産、税制、登記など、幅広く精通している人であり、

2、相続相談の総合的な窓口となり、

3、相談者との会話を通じて、現状を把握し、問題を発掘し、説明し、

4、そして、その方の想いや、願いを聞き、

5、これを叶えるための対策提案ができ、

6、足並みをそろえて実行支援と必要なアドバイス ができる存在のことを言います。

イニシアチブをとることが重要

 セミナーを主催いただいた、ekコンサルタントの森社長から、「イニシアチブ」をとることが大事だという言葉がありました。

「イニシアチブ」とは、開始、先制、率先、先導というような、積極的な意味合いの言葉です。

 私もそう思います。

相続対策をする上で、先導する人が一番大事で重要になります。

先導する人がいなければ、思うように対策も進んで行きません。

 しかし、対策を進めるということは、たくさんの決断をするということでもあります。

 何かを決断するということは、非常に重く、すぐに判断できないこともあるでしょう。

 そんな中で、相続コンサルタントは、重要な存在になります。

なぜなら、相続コンサルタントは、前述の通り、決断をする材料を作り出すことができるからです。

決断する材料とは?

1、基準の数字
2、問題の事例、経験値の提供
3、対策の費用対効果、相場感
4、対策後の推定 このような決断・判断材料を説明資料を作成し、ご提案・ご説明をします。

 どんな問題があり、何のための対策か? やる前はどうで、やった後はどうなるのか? こういったことが、明確になれば、 やりたい! やらなければならない! こうはなりたくない! なってほしくない! と想いや願いも乗っかり、勢いがつき、対策も効率よく進んでいくのです。
 まさに相続コンサルタントは、イニシアチブをとる存在であると思います。

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杉村 洋介

杉村 洋介相続コンサルタント

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相続相談者の現状把握、問題提起、対策案の提案等コンサル業務中心に活動。生命保険・遺言・民事信託を活用した、権利関係に対する対策と遺産分割協議の取り纏めを得意とする相続コンサルタント・AFP。 相続事務所、総合保険事務所、不動産コンサル事務所の三つの事業を行っている「株式会社デザインライフ-」の経営者。

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