つみたてNISAの現況とコロナショックの影響

作成日:2021年6月

つみたてNISA口座数 300万人を突破!

金融庁が今年の6月、「NISA口座の利用状況調査(2020年12月末)」を発表しました。
 内容を見ると、つみたてNISA口座数が302万2442口座となり、300万口座を突破。そして買い付け金額(積立された金額の累計)は、7614億2837万円となっています。また口座数の年代別の割合をみると、20代、30代の合計が約137万口座と、全体の半数近くを占めていることもわかりました。いかに20代、30代の若者につみたてNISAが浸透しているかを表していると思います。
 逆に、60代、70代の合計も約36万口座あり、人生100年時代に向けて、年齢を問わず長期投資に取り組む姿も見え、とても興味深く思います。

つみたてNISAで選べるファンドはほぼ全てプラスのリターン!

 そして、つみたてNISAが開始した2018年1月時点で、つみたてNISAで買えるファンドとして存在した140本のファンドのうち、2020年12月末時点で実に139本がプラスのリターンであることが新聞等で報道されました。残り1本についても、本年5月時点でプラスに転じており、140本すべてのファン がプラスのリターンとなっています。この3年の間には、中国の景気減速や、何よりコロナ・ショックがあったわけで、その中でもつみたてNISA開始から存続するファンドがすべてプラスのリターンとなっているのは、大変興味深く、時間を味方につけることがいかに大切かを物語っていると思います。

つみたてNISA口座数で、楽天証券がトップに!

 私たち有限会社e.K.コンサルタントは、楽天証券とパートナー契約を締結し、楽天証券を通じた資産運用をサポートするIFA事業者です。
 その楽天証券が2021年3月4日に発表したプレスリリースによると、楽天証券でつみたてNISA口座を開設した人が100万人を突破し(109万人)、つみたてNISA口座数の約29%を占めたということです。まさにつみたてNISAといえば、楽天証券 というところでしょうか。

そしてその理由としては、

①楽天経済圏を活用して得たポイントを利用し、投資ができること
②楽天カードの1%ポイント還元を利用しながら、投資ができることの2つが大きいとのことです。

 私自身もフル活用させていただいてますが、本当におトクで便利だな~と実感しております。あ、もちろん、運用成果も素晴らしいことになってます(笑)
 私がサポートさせていただくお客様の中にも、まず、つみたてNISAを無理のない金額でスタートさせ、慣れてきたら増額や、投資信託のスポット購入、より運用成果の期待できるアクティブファンドの購入などへステップアップされる方が多くおられます。「習うより慣れろ」ではないですが、あれこれ考えて気にする間には、少額からコツコツとつみたてNISAや投信つみたてをスタートされるほうが、結果よい形になると思います。
 デザインライフサロンで開催しているセミナーでは、自らの経験も交え、資産運用の楽しさや、具体的な投資方法などもお話させていただいております。もし少しでも資産運用に興味をお持ちなら、まずはお気軽に、資産運用の基本や、iDeCo,つみたてNISAの内容について知るところからはじめてみませんか?私と一緒に、資産運用の最初の一歩を踏み出しましょう!!

NISA 口座の利用状況調査(2021 年 6 月末時点)

                                 金融庁HPより

電話で相談

LINEで相談

メールフォームから相談

※ご相談・お問合せをご希望の方は、上記のボタンからお進み下さい。
※ご相談は無料。面前での個別相談をご希望の場合はご予約が必要です。

奥田 知典

住宅ローンと資産運用に強いFPとして、個別相談を中心にFP業務全般のほか、マネーセミナーでの講師も務める。
銀行~保険~独立系FPと金融業界ひとすじ24年。自らの経験に幅広い人脈から得た情報をミックスしたアドバイスには、個人・法人 を問わず多くのお客様から「分かりやすくてためになる」と高い評価をいただいている。

関連記事