つみたてNISAの仕組みと活用方法

「投資で資産形成をしましょう」

など資産形成の重要性が叫ばれている昨今ですが資産形成をしていく上で非常に重要なキーワードとなってくるのがつみたてNISAというキーワード。

頻繁につみたてNISAというキーワードを聞くけどNISA?積み立て?よくわからないなー。という方も多いかもしれません。

今回はそんなつみたてNISAとはどのようなものか解説していきます。

また、つみたてNISAのメリットデメリットを考えつつ具体的な活用方法について解説していきます。

つみたてNISAの仕組みとは

ではまず、つみたてNISAの仕組みについて説明していきます。

そもそもつみたてNISAとは何か。メリット、デメリットを説明することでつみたてNISAの仕組みについてご理解頂ければ幸いです。

では始めていきましょう!

1.つみたてNISAとは

ではそもそもつみたてNISAとはどのようなものなのでしょうか。

簡単に一言で説明をすると投資信託商品を運用して出た利益に対して非課税とすることの出来る口座のことを言います。

しかし、いくつか条件がありますので詳細を見ていきましょう。

(1)金融庁の選んだ商品からしか選ぶことができない

まず、一つ目は金融庁が選んだ投資信託商品からしか投資先を選ぶことが出来ないということが挙げられます。

通常、どの投資信託でも投資先として選ぶことが出来ますが、つみたてNISAの場合、金融庁が選んだ「国の基準を満たした」安定的な資産形成を目指す、長期・積立・分散投資に適した投資信託など約150銘柄の中からしか投資先を選ぶことが出来ません。

(2)非課税で運用できる期間が20年

非課税で運用できるということがつみたてNISAの特徴であると説明させて頂きましたが運用できる期間は20年間(2037年まで)という制限があります。

20年間で出た運用益、分配金などの利益に関しては非課税となりますがそれ以降のものに関しては解約しなかった場合、課税口座に移され通常の商品と同じように利益に対して課税されます。

(3)年間で40万円までしか投資ができない。

期間だけではなく、金額についても制限があります。

年間40万円までしか買い付けることが出来ません。

ちなみに一度、利用したつみたてNISAの非課税枠に関しては商品を売却したからといって回復することはありません。

例えば、つみたてNISA口座を開設し1年目に40万円の買い付けを行い、そのうちの20万円売却したとしても20万円が非課税枠として戻ってくることはありません。

また、この40万円は毎月、毎週、毎日、など自分が指定した買い付け日で金額を指定して定額を積立することが出来ます。

2. つみたてNISAのメリット

(1)利益に対して非課税

通常の課税口座だと運用益や分配金などの利益に対して20.315%かかる税金がつみたてNISAでは最長20年間非課税で投資をすることが出来ます。

(2)少額から始められる

つみたてNISAでは100円という少額から投資を始めることができます。

100円から投資できるかどうかは証券会社にもよってくるので事前に確認しましょう。

(3)ドル・コスト平均法の効果でブレ幅が少ない投資を行うことが出来る。

ドルコスト平均法という投資手法を利用した投資方法で大きな損を出しにくい運用が可能であるということが言えます。

ドルコスト平均法とは商品の買い付けを何回ものタイミングに分けて少額ずつ行う投資手法のことです。

買い付け銘柄の株価の大幅な下落などがあったとしても大幅な損失を出す可能性が低い投資手法になります。

つみたてNISAでは、毎日、毎週、毎月などの自分が設定したタイミングで金額を指定した買い付けの設定が可能なためこのドルコスト平均法の運用が可能となり、初心者にも比較的に買い付けた投資信託の価格の上下のブレ幅が少ない投資を行うことが出来ます。

3.つみたてNISAのデメリット

(1)損益通算できない

つみたてNISA口座の最大のデメリットは損益通算できないことです。

つみたてNISA口座ではない証券口座の場合、利益に対して20.315%の税金がかかります。

しかし、複数の証券口座を持っていた場合、それぞれの証券口座で発生した損益を通算し発生した利益に対して課税させることが可能です。

例えば、Aという証券口座で50万円の利益が発生し、Bという証券口座で30万円の損失が発生していた場合、損益通算すると利益が20万円になります。

その20万円に対して課税されることとなります。課税口座と積立NISA口座ではこのようなことは出来ません。

(2)金融庁の選んだ商品しか買い付けることができない

金融庁が選んだ「国の基準を満たした」長期・積立・分散投資に向く投資信託など約150銘柄の中からしか投資先を選ぶことが出来ません。

(3)非課税枠は翌年以降持越せない

つみたてNISA口座の非課税枠は年間40万円ありますが、その年に使いきれなくて残った非課税枠は翌年に繰り越して使用することは出来ません。

例えば、今年30万円しか投資信託の買い付けを行わずに10万円余った場合でも 翌年、その10万円を繰り越して非課税枠を50万円として使用することは出来ないということです。

具体的な活用方法

では具体的に上記のようなつみたてNISAの特性を生かして具体的などのような活用法があるのでしょうか。見てみましょう。

1. 教育資金の積み立てとしての活用

子供の教育資金を積み立てていく方法として現在、つみたてNISAが注目されています。

つみたてNISAは非課税な上にドル・コスト法を使った長期的な運用が可能だからです。学資保険では足りない分をつみたてNISAで補うなどの方法が一般的です。

2. 投資初心者の方が初めて取り組む投資としての活用

上記のような特徴からつみたてNISAを使った投資は投資初心者の方におすすめな投資方法と言えるでしょう。

・非課税で始められる

・少額から始めることが出来て初心者にも手を出しやすい

・金融庁が長期投資に向いた投資信託を選んでいるので投資先に迷いにくい

・ドル・コスト平均法を使った投資が出来る

このようなことから初心者に向いていると考えられます。

まとめ

つみたてNISAは投資信託商品を運用して出た利益に対して非課税とすることの出来る口座のことを言います。

条件は多くありますが、特徴として初心者の方にも向いている長期投資が可能で単純に資産運用というだけではなく教育資金をためていく手法としても注目を浴びています。


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小林 健太郎

小林 健太郎ファイナンシャルプランナー

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大手損害保険会社で損害・生命保険のアドバイザーとして活動。その実績が評価され2010年T&Tネットワーク(株)へ入社。
保険を扱っていくことで親和性の高さに気付き相続診断士資格を取得。「終活出前講座」の講師を務める。
2020年7月(株)デザインライフと事業統合を行い、広島支店長に就任。
特に中高齢者層の人気と信頼が厚いファイナンシャルプランナー。

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