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■ よく聞く先進医療って何?

先進医療、医療費の自己負担額

「先進医療は最新の治療法」「高額な治療費がかかる」といったイメージはあるかもしれませんが、実際にどのようなものかよく分からないという方が多いのではないでしょうか。

■ 先進医療とは?

先進医療とは、厚生労働省が承認した先進性の高い医療技術のことで、医療技術ごとに適応性(対象となる病気・ケガ・それらの症状)および実施する保険医療機関が特定されています。安全性や効果が確認されると、健康保険の適用が検討される医療法です。

■ 先進医療ってどれくらい費用がかかるの?

先進医療、医療費の自己負担額

 

 

 

 

 

 

 

 

公益社団法人 生命保険文化センターホームページより転載
<中央社会保険医療協議会「平成28年6月30日時点で実施されて いた先進医療の実績報告について」を元に技術料を算出>

技術料は、健康保険対象外となるので、全額自己負担で図のように高額となる場合があります。

先進医療を受けたときには、通常の治療と共通する部分(診察・検査・投薬・入院費等)の費用は一般の保険診療と同様に扱われ、公的医療保険制度の給付対象となりますが、「先進医療にかかる技術料」は公的医療保険制度が適応されず、全額自己負担となり、高額となる場合があります。

■ 先進医療は生命保険で全額カバーする。

前述した、先進医療にかかる高額な技術料は、医療保険やがん保険などにオプション(特約)として、月額おおよそですが100円〜300円程度で付加できることがほとんどです。

いざ、先進医療を受けようとなった場合には、上記の表の通り、百万円以上の技術料がかかることも珍しくありません。
そのような負担を前記の先進医療特約を医療保険やがん保険に付加しておくことで、技術料を全額補填してもらえます。
万が一のときに先進医療を行なうという選択肢を、月々わずかな保険料で準備しておくことができるので安心です。

■ 先進医療特約の保障期間と付加方法

終身医療保険は基本的に更新がなく、保険料も上がらないのですが、先進医療特約だけ「保険期間10年」となっている商品があります。  終身の場合、保険料はそのままですが、10年の場合は10年後に更新となり、保険料が上がる可能性があります。

また、がん保険に先進医療特約をつけると、がん治療にかかわる先進医療だけしか保障されませんが、医療保険に先進医療特約をつけると、医療保険全般にかかわる先進医療で使えたり(がん治療で受ける先進医療も保障の対象です)保険会社によっては、一時金が出たり、交通費まで保障されるものもあります。

現在ご加入の保険に「先進医療特約」ついてますか?
既契約の内容確認、保障の見直し、いつでもご相談下さい☆

シニアライフコンサルタント 潮 佳代子

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